「 一つのアクションに対して30分は語れるようになれ! 」
こんにちは、コラソンの種村です。
この言葉は、僕が入社して一年目の時に、先輩から言っていただいた言葉です。
それはそれは良い意味で愛情たっぷりで、僕のお尻を追っかけては
ビシバシ!ご指導いただき叩かれたもんです。
まぁそれだけ僕が目の離せない世話のかかる人間だったのでしょう。
ほんと申し訳ないです。
冒頭の話に戻りますが、一つのアクションに対して語れるようにとは
イコール=こだわりを持って仕事しなさい! ってことです。
技術も接客もです、、。今回は接客についてお話します。
例えば、ドリンクを出す時にどれだけ好感度良く、美しく出せるか。
お席のご案内の時に指先まで集中させた大きなジェスチャーで
お席を美しく回し、ご案内できたか。
心からの笑顔のおもてなしで、奥歯が見える程の口角を上げ
気持ちの良い挨拶ができたか。
膝掛けは、、、お荷物のお預かりは、、、お見送りは、、、
お手洗いの確認のタイミングは、、、空間の心地良さは、、。
言い出すとキリがないくらい。
一年目の時に感じたのは、先輩方が一人一人ビシッと伸びた背筋で
テキパキと動く仕事ぶり。皆んなが本当にカッコ良くて。
(いやーすげぇー)っていうまぁ品のない質素な感想で、
ただ、そんな先輩に憧れ自分もこだわった仕事をしようと思い
先輩の真似をしては自分のオリジナルを組み込み
出来上がった 「 僕のこだわり、、。 」
しかしサロンワークはチームプレイ。
僕のこだわりは、時に良くも悪くもお客様に喜んでいただける 最高の武器 にもなり。
チームワークを乱す 最悪の凶器 にもなる。
一人一人が違うことをすれば、グラースがグラースでなくなり、ブランドは終わる。
僕の間違ったこだわりはすぐさま先輩に感づかれ、理論的な完璧な説明で
僕のこだわり はへし折られた。
だけど、、。先輩はこう言った。
( そのこだわりは今後しないように、、。だけど新しい事を考えるパワーはすばらしい )
先輩にこの言葉をいただいてから、僕は、浅い所から少しずつ
深いところを見る意識がついてきたのかもしれません。
一人でやるお店ならともかく、グラースは皆んなで一つのお店だから。
スタッフ一人一人の個性やこだわりを皆んなで尊重し
時には、減らしたり増やしたりすることで調和し
皆んなで作り上げた ゙最高のこだわり゙ が完成する。
そんなこだわりが僕たちの一つ一つの接客と技術に現れ
お客様に、勇気、感動、パワーを与え。笑顔も作る
僕が見た かっこいい先輩 とはこの事。
お客様を第一に考えてこその最高のこだわりで、本物のこだわり。
先輩にはそんな、ismと恩返しができるよう
努力に努力で磨きをかけてお客様を皆んなで素敵にします。
corazon美容室
西宮市羽衣町7-29 夙川KSビル2F
0798-36-0303
スタイリスト 種村暢